直江津の朝


 
―――――
私は換生し続ける。
この自我のまま、直江信綱という名を持ったまま。
生きて生きて生き続けて、この星が滅ぶまで。
遥かな時間の果てに、この世の最後のひとりとなって生きて、
最後の命が尽きる瞬間、私はあなたに証明するだろう。
私の愛は、永劫だった、と。
―――――
春日山城本丸で泣き、朝の直江津の海で泣き…
存分に浸りました。今日越後を離れます。
またこよう。

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