なんなんだろ~~~ということをここ数日鬱々と考えてる。
二次創作って原作ありきだという概念で生きてきたけど、ここ最近はそうじゃない人もいるんだな。ということを知って、二次…?創作…?と分からなくなってしまった。
きっぱりと原作未読と宣った上で、その原作に出てくるキャラを出した二次創作本を作ると言っている人を見かけたのがきっかけ。しかもそれがそこそこの支持を得ていた。
いや、わっかんね~~!!それ何なの?二次創作なの?何で描きたいと思ったの?原作を読んで、ストーリーに感動して、キャラの心情に触れて好きになって、原作のストーリーにない隙間を想像して、それを形にしたくてしたくてたまらなくて、創作することが二次創作なんじゃないの。なのにそのキャラのこと、何が起きたかも何も知らずに何となくの知識でキャラだけ借りて創作するの、一ミリも理解できない。でも世の中ではそれも良しとする人が一定数、割と多い形でいるんだな。もうこういう考え方が古いのかな。
刀剣が流行りだした頃に二次創作の方式の支流が大きく独立した感覚はある。ストーリーはほぼなく、キャラの設定、関係性などのみ提示され、それを元に原作にないストーリーを創作するというもの。それもひとつの二次創作だと思う。でも弊ジャンルは少年漫画な訳で…キャラとストーリーありきな訳で…???
弊ジャンルは長寿ジャンルなのもあって、とにかく入り口が多岐に渡っているから取っ掛かりが人によって様々なのも分かる。でも元はマンガなので、興味を持ったなら読んでほしいなあ…と思う。個人的にオンで気軽に創作する分にはまあ未読でも、となるけど、オフで原作未読の人の本は手に取りたくない。ていうかその場合の創作活動のモチベってどこから湧くの?
まあ全員が理解しあえる世界なんてないからな。割り切るしかないんだろう。むしろ原作未読ってきっぱり宣言してることが潔いのかもしれないな。理解は出来ないけど。なので原作未読のオフ本はお品書きに書いといてほしい。一人称二人称の間違い、めちゃ萎えるんや…
今日放映予定のねほぱほもオタク界隈で騒がれてたからサイト覗いてみたけど、「>原作のキャラや設定を生かした二次創作」「>原作への底なしの愛が人生に及ぼしたあれやこれやを掘る」とあって、全然まともな二次創作民じゃん…となってしまった。これが当たり前のはずだったのにね。そういう人と友達になりたいです私も。
人には人の、二次創作。その中でも、近い考えの人と出会えたらご縁は大事にしたいですね。